ごあいさつ ― 当店について

どうも、代表の遠藤です。

ソタイのことをお伝えする前に、少しだけ、私自身の話にお付き合いください。マッサージとの出会いから、このお店を始めるまでのことを、長くなりますが、正直に書いてみました。

マッサージとの出会いは、中学のときでした。当時は陸上をしていて、シンスプリントという故障に悩まされていました。ざっくり言うと、すね(脛)まわりの炎症です。

そこで整骨院に通ったのが、最初のきっかけです。ただ、思うようにはよくならず、「自分でやったほうがよくなる」ことに気づきました。そこから、マッサージの手技やストレッチ、体の構造について、自分で勉強しはじめたんです。

いまでこそ、YouTubeはメジャーなメディアになりましたが、当時はリリースしたてのサービスで、いわば「アングラ時代」でした。違法なのか合法なのかは分かりませんが(笑)、マッサージの教則ビデオがアップロードされていて、それを見ながら、自分の体で試したり、友達に試したりして、腕を磨いていきました。

高校生になってからは、アルバイトで貯めたお小遣いで、いろんなマッサージ店に通いました。高校生がマッサージ店に来ると、かなり驚かれるんです。個人店では、善意で割引をしてくださる方も多くて、本当にありがたかったです。

あるお店では、マッサージに興味があることを伝えたところ、社員研修に誘ってくださって、手ほどきまで受けることができました。この業界には、ギブの精神が強い方が多いなと、このころから感じています。

そこからさらに数年。私は浪人をしていたのですが、そのとき、どういうめぐり合わせか、某外資系ホテルのスパ部門で採用されることになりました。

今思えば、かなりの狭き門です。採用されるのは、ほとんどが女性ではないでしょうか。そもそもパート採用があるのかも分かりません。倍率もとても高かったはずで、今同じ境遇で応募したら、書類選考で落ちるのが関の山だと思います。景気があまり良くなかったのか、たまたま人手不足だったのか、あるいは採用担当の方がよほど寛大だったのか、理由は分かりませんが、とにかく採用されてしまったんですよね(笑)。

ちなみに、顧客単価は5万円。今はもう少し高いですね。

で、どんな感じなんだろうと思いながら働いてみたのですが、正直なところ、手技については驚くようなものはなく、本当にがっかりした覚えがあります。ホスピタリティはとても高く、みなさん向上心もある方ばかりでした。ただ、肝心な手技についての向上心はあまり感じられず、「接客業のプロです」という雰囲気があって、自分が目指しているところとは違うな、ミスったな、と思ってしまいました。

5万円のうち、4万5,000円は、のれん代なのかな、なんて思っていましたね。それが悪いわけではないんですけど。

今ではそんなことはなくなったのですが、当時の私には職人志向があって、「なんだこいつら、大したことねえな」と、今思えばかなり生意気な態度を取っていたと思います(笑)。

ソタイのコンセプトには、こうしたブランド志向への反骨心もあるのかもしれません。書いていて気づきました。

その後、大学に入ったり、ちょっとした縁があって山口、福岡と転々としながら、飲食店をやっていました。そこへ、まさにコロナ禍がやってきました。やることがないんですよね。

そんなとき、客足が厳しい知人のお店をなんとかできないかと相談を受けました。自分のお店や知人のお店を、どうやって集客するか。試行錯誤を重ねるなかで、たまたま知人の紹介で、エステ店のウェブサイトを作ることになったんです。

そこで、ちょっと気づいてしまったというか。「あ、マッサージ店やりたいな」と。いや、「できるな」と。

そうなったら、また東京に戻るか、と。ちょうどコロナ禍が収束しつつあって、福岡は好きなんですけど、コロナを通して、地方の監視社会的な実態が見えてしまったこともあり、東京に帰りたいなと思っていました。どうせなら、客数が圧倒的に多い東京でマッサージの経験をあらためて積もう、と思って戻ってきました。

福岡時代に、個人事業主や中小オーナーの方々の集客を支援していたこともあり、今でも同業の方からサイト制作を請け負ったり、助言をしたりすることがあります。マッサージの手技についての交流会にも、積極的に参加しています。この業界が、すごく好きなんですよね。

なので今後は、施術師としての活動はほどほどにして、後進の育成や、独立のお手伝いもしていきたいと思っています。私自身が、いろんな人に助けられてきましたから。

長々と書きましたが、この仕事を通じて、いろんな人に出会い、いろんな人の人生を豊かにし、自分の人生も豊かにしていきたいと思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。どうぞよろしくお願いします。